8月20日、21日に開催される「米子がいな祭」。今年は3年ぶりに、米子駅前のメインストリートに帰ってくるため、関係者は期待を寄せています。
米子の夏の風物詩「米子がいな祭」。
新型コロナの影響で、おととしは中止、去年は米子市民球場で無観客での開催となりましたが、今年は3年ぶりに米子駅前通りをメイン会場として開催されます。
祭りを間近に控えた8月18日、祭りの企画実行本部のメンバーたちは、テントの重しなどに使う土嚢作りに汗を流していました。
第49回米子がいな祭企画実行本部のメンバー
「めっちゃ楽しいです。祭の始まりはやっぱり土嚢づくりからって思ってます」
鳥取県版新型コロナ警報の「特別警報」が発令されている県西部。しかし、8月8日、米子がいな祭振興会長の伊木隆司市長は、祭りを中止しない考えを表明。
感染症対策に万全を期し、例えば今回は、食べ歩きを制限し、屋台と飲食ブースを駅前通りの一角に設けるということです。
第49回米子がいな祭企画実行本部 黒田哲矢副本部長
「賛否両論ありますけど市民の方々に喜んでいただけるように大大大成功を目指していけたらいいなと思います」
一方、3年ぶりに行われる祭りの名物「がいな万灯」。
米子市役所そばの広場では、本番に向け各チームが集まり、練習に汗を流していました。
万灯参加者
「なんか夏の一大イベントがないということで、心にぽっかり穴が開いたようなそんな感じになりましたね。鬱憤晴らせればいいんですけど老化が激しくて。でも頑張ります」
待ちに待った「米子がいな祭」。
8月20日から2日間、様々な催しが繰り広げられます。
がいな万灯パレードは、20日午後6時20分から。
21日には、米子駅前ステージで午後1時から、BSSテレビの公開収録が行われ、米子市出身のK-1武尊選手が登場。そして祭りのフィナーレには、約6000発の花火が夜空を彩ります。