以前は、市町村単位で「小体連」と呼ばれる体育大会や各地域ごとに水泳大会が開かれ、鳥取県内の学校では放課後に水泳の練習を行うことがしばしばありました。

しかし教員の負担軽減なども理由に、大会や放課後練習も無くなると、学校で泳ぐ機会が減少しました。

そこに追い打ちをかけたのが…

小学校の校長
「コロナ禍の3年間は、泳ぐ時間や泳ぐ量は断然に少なかったので、泳げない子もいます」

新型コロナです。

コロナ禍の4年間は学校でのプールの授業は間隔をあけ、一度に泳ぐ人数を減らしながら実施されることが多く、泳ぐ時間はさらに減りました。

この学校では今も学習指導要領で定められている時間は確保していますが、以前よりは減った状況を考えると、水泳に苦手意識を持った高学年の児童が増えることもうなずけます。