実は、夏場に発生する大山の遭難事故は熱中症に起因するものが多く、去年は、熱中症が疑われる遭難事案が6月から10月の間に9件発生。実に1年間の遭難件数の3分の1を占めています。
大山遭難防止協会では毎年熱中症による遭難事故を防ごうと、登山者にチラシや飲み物などを配布する啓発活動を行っていましたが、今年はカバヤ食品がこの活動に賛同し、「塩分チャージタブレッツ」288袋を寄贈することになったのです。
カバヤ食品 広報室 廣井良伸さん
「体調管理というところに気を付けていただいて楽しんでいただければと思います」
大山遭難防止協会 竹口大紀 会長
「登山をされる皆さんに配布しながら塩分補給の重要性をしっかり啓発していきたいと思いますし、熱中症を予防するためには水分補給と塩分補給が大事だということを啓発できればと思っています」
今回贈呈されたタブレットは山の日など登山者が多く集まるタイミングに、3つずつ・2500セットが配布されるということです。















