5日間入院で約13万円負担の可能性も…
そして、気になるのが医療費。
現在はすべて公費でまかなわれていますが、5類相当に引き下げられると、一部が自己負担になります。
島根県立中央病院によりますと、想定される医療費は発熱外来受診の場合、約3000円。入院5日間の場合、約13万円が想定されるということです。(※1か月の医療費上限があるため、実際の負担額は人によって変わります)

葛西医院 小林正宜 院長
「少しずつ患者さんの負担を通常の医療費に合わせていく、もしくは重症の患者さん重症化リスクの高い患者さんに対しては公費でまかなっていくというような柔軟な方針が必要だと思います」
小林医師は、緊急の課題である全数把握以外、医療費などの項目については第7波収束後の移行が望ましいと話します。

葛西医院 小林正宜 院長
「5類へ向かっていくということは、様々なものを緩和したり、感染を拡大させる方向に動くことになります。ですので、現時点ではそういった議論は進みづらいと思っていますし、進めてくべきでないと思います」