各地で夏のイベントが始まっていますが、夏と言えば、花火。
鳥取県米子市の皆生温泉では、間近で見られる週末の打ち上げ花火が3年ぶりに復活しています。
22日午後9時。「ドーン」という音が海岸に響き渡りました。
鳥取県米子市にある皆生温泉海遊ビーチで打ち上げられた花火です。
ビーチには、花火を見ようとスマホを片手に多くの人が集まっていました。

花火を見た人は
「めっちゃ楽しかった!バンバーンって」
「最後の連続の所がすごくきれいだった」
「最近、花火を見られる所があまりないので、とても良かったと思います」
近くの旅館は、目の前がまさに花火の打ち上げスポットとなっていて、部屋の窓からは、高い角度から目の前の花火を楽しむことができます。

打ち上げ時間はわずか3分間。250発ほどですが、この距離の近さは相当なレア体験です。
花火は週末やお盆期間を中心に、あわせて20日間打ち上げられます。
皆生温泉旅館組合 河津幸雄 事務局長
「その日に応じて花火を変えていただいて、日ごとに楽しんでもらえるような工夫をしていただいております」
毎回ちょっとずつ違うという花火。実は旅館組合では3年ぶりの実施となりました。
2002年から毎年打ち上げていましたが、新型コロナの影響で去年とおととしは断念していたのです。

皆生温泉旅館組合 河津幸雄 事務局長
「お客様からとか旅館の方々から、是非とも今年は花火を開催してもらえないかという要望がございましたので、規模を縮小して花火大会を開催する運びとなりました」
3年ぶりに復活した夜空を彩る打ち上げ花火は、8月21日までの金曜、土曜、日曜とお盆期間に開催。午後9時から打ち上げられる予定です。