新型コロナ第7波の感染では、どのような症状が出ているのでしょうか。
一度感染した後、コロナ後遺症に苦しみつつ、7月に再び感染してしまった女性に話を聞くことができました。

第7波で再感染 新型コロナ後遺症に悩む女性(30代)
「発熱はしなかったんですけど、せきと喉が痛いのと、頻脈が悪化して、振り出しに戻った感じです」

30代の女性。
2022年2月、第6波で感染し、5か月以上経った現在もコロナ後遺症に苦しんでいますが、その上、第7波でも再び感染してしまいました。
小学生の子どもが感染し、21日、家庭内感染してしまったといいます。


第7波で再感染 新型コロナ後遺症に悩む女性(30代)
「まだ小学生なので、高熱の時は、こっちも休めません。家庭内で防ぐのはかなり限界があると感じました」

この女性の第7波での症状は、せきとのどの痛み。
現在は、後遺症もあわせ、両方の薬を飲んで療養しています。

第7波で再感染 新型コロナ後遺症に悩む女性(30代)
「後遺症は、頭の締め付けとか圧迫感とか、頻脈と、記憶障害です。正直、後遺症が、療養明けてどうなるかというのがすごい不安です」


この女性の場合、特に症状が重いのが、記憶障害だそうです。

第7波で再感染 新型コロナ後遺症に悩む女性(30代)
「頭の中、みんなが言うブレインフォグ(頭の中のモヤ)とかは少しずつ晴れていっている感じがするんですけど、記憶障害が、本当に覚えていられないんです。昨日も薬飲んだのか飲んでいないのか、全く分からなくて、逆算もできなくて、こうやって話していても、何聞かれたかなっていう感じなんです」

このあと後遺症がどのような症状になるのか。
不安を抱えながらの療養を続けています。