鳥取県立倉吉東高校ラグビー部監督 岩野竜二 教諭
「1つ目は、部員数減少に対応するため、シーズンスポーツ制にすることによって競技人口を確保することです。
2つ目は、トーナメント式の大会をやめて、試合時間などの短縮などの工夫を加えてリーグ戦形式にすることで、試合経験と修正機会を保障するというものです。最後は、全国大会を複数のレベルやカテゴリーに分割するということです」

2人は、「レベルの違いすぎる対戦をトーナメントで開催するのは、もう限界に来ているのではないか」と訴えました。

参加者(山口県・サッカー部顧問)
「小さいところがどうやっていこうかっていうところで、顧問の先生いろんな苦労されてるんじゃないかなと思って。でも、2人の話を聞いていると、すごく前向きにというかポジティブに取り組まれてるので、自分の県に帰っても生かしていきたいなと思いました」

参加者(福井県・サッカー部顧問)
「鳥取や島根と大体加盟校数とか人口も似てますので、そういった同じような悩みは福井にもあります。これからの部活動は、生徒のそういう自主性、主体性がやっぱり必要になってくるんだなと改めて思いました」

現状の高校ラグビー界を見渡し、少子化の中でいかに部活動を活性化させられるか。2人の提言は、一石を投じることになりそうです。