元日の能登半島地震に関連して新潟市は、住宅の復旧を加速させるため、修繕や建て替えに対応する新潟市独自の支援額に「50万円を上乗せする」と発表しました。

拡充対象となる新潟市独自の支援は以下の通りで、それぞれの上限が100万円から150万円に引き上げられます。
住宅修繕の場合
 「半壊」以上が対象
建て替えの場合
 「中規模半壊」以上の判定を受け、現地で建て替える場合

これまで市民からは、傾いた家に住むことで懸念される健康被害の相談や、支援の拡充を望む声が多く寄せられていました。

【新潟市 中原八一市長】
「修理には多額の費用がかかり、修理を躊躇している方が多いことが分かりました。床の傾きを直す工事を、市として促すことが重要と考えます」

新潟市では、2月末ごろからの申請受付開始を予定しているということです。