新潟県内でアウトソーシング事業の受託請負を行っていた『Nサポートサービス』が倒産しました。12月6日に新潟地方裁判所から破産手続き開始の決定受けたもので、負債は約2100万円です。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、『Nサポートサービス』は2016年にNHKから新潟県内全域の受信料契約営業を受託すべく設立された会社ですが、ほどなくして同事業からは撤退し、楽天モバイルなどの通信会社から小さな基地局アンテナ設置の営業を請け負って、飲食店や美容院などの商業店舗に展開する事業にシフトしていました。
しかし売上げは伸びずに厳しい運営が続き、社員への給与支払が遅れがちになったほか、社会保険料や税金の支払いにも困窮。今夏には賃貸料を抑えるべく営業所を新潟市中央区から東区に移すなど、資金繰りがひっ迫していたということです。