東京電力は今、柏崎刈羽原子力発電所・6号機の再稼働を目指しています。

新潟県議会の12月の会期は、12月2~22日の予定。
そこで県議会が再稼働を認める判断をした場合、6号機はいつごろ再稼働できるのでしょうか?

県議会で“同意”が得られた場合、東京電力は再稼働にあたる“制御棒を引き抜く”日付や営業運転開始日を記したうえで、原子力規制委員会に対して申請を行います。
この申請は、最も早くて12月下旬、あるいは2026年1月始めごろとなりそうです。

申請を受けた規制委員会は確認作業に入ります。
これまでの前例では確認には2週間から3週間ほどかかり、早ければ1月中にも柏崎刈羽原発の再稼働が可能となります。

もし再稼働が実現すれば、東電にとって福島第一原発の事故以来初めての再稼働。
その後“営業運転”のスタートまでには再稼働から1か月半ほどかかる見通しであるため、早ければ年度内にも営業運転が始まる可能性があります。