海水浴シーズン到来。ただ、海水浴で気を付けなければいけないのが、岸から沖へと生じる強い流れ『離岸流』です。海で安全に楽しく過ごすために、その仕組みを知ることが大切です。そして、もしもの時の対処法も取材しました。

【 離岸流って知っていますか?】

「聞いたことはないです」
「いや、知らないですね」

あまり知られていない「離岸流」とは一体どういうものなのか?
第9管区海上保安本部は、6月に離岸流調査を行っています。水に色を付けて流れを確認する海面着色料を使って、色の広がり方やその速さから潮の流れを検証します。

映像を見ると、色を変えた海水があっという間に沖へ流れていくのが分かります。岸から沖へ向かって一方的に流れる非常に早い流れ、これが離岸流です。

【長岡技術科学大学 犬飼直之准教授】「離岸流というのは、波によって起きる流れの一種になります。波が入ってくる方向とは反対の方向に出ていく特性があります」

海の流れを研究している長岡技術科学大学の犬飼直之准教授によると、離岸流が発生する主な場所は、
・障害物のない海岸
・沖に消波ブロックを積んだ離岸堤
・海岸から伸びる突堤
だということです。

離岸流は、幅が10~30m、沖に向かう長さが数百mになることもあります。