ごみとしてうっかり捨ててしまったものが、火災につながる恐れがあります。ごみ出しに潜む危険。特にリチウムイオン電池にご注意ください。

【記者リポート】「電動工具に電子たばこ、モバイルバッテリー、これらに共通する特徴はみなさんお分かりでしょうか? それはリチウムイオン電池です」

小型家電や、ハンディー掃除機などにも入っているリチウムイオン電池。

このリチウムイオン電池の危険性を知ってもらうため、新潟市消防局が29日に火災実験を公開しました。リチウムイオン電池に圧力を加えると、激しく火花を飛ばしながら回り始めました。飛び散った火花が消防隊員の体に当たってしまってしまうほどの勢いです。

リチウムイオン電池が原因とみられる火災が、新潟県内各地のごみ処理施設で相次いでいます。3月に起きた三条市清掃センターでの火災現場からは、焦げたリチウムイオン電池が見つかっています。重機の作業による衝撃で火が出たと見られています。
また新潟市新田清掃センターでも、近年になって発火事故が急激に増えています。

そこで、リチウムイオン電池を含む小型家電について新潟市では、リサイクルや正しい廃棄を呼び掛けています。

【新潟市循環社会推進課 長谷川彰主幹】「電気シェーバーや過熱式たばこなど、充電式の電池が取り外せないものについて、新潟市の場合は、製品本体ごと『特定5品目』の方に区分して、ごみを出していただくようお願いしております」

火災を防ぐために、強い衝撃を受けた電池を使用しないことや、動物が電池を噛んで刺激を与えないように注意する必要があるといます。

【新潟市消防局予防課 杉本博一消防司令】「リチウムイオン電池には暑さに弱いという特性がありまして、夏の暑くなる車内とか直射日光の当たる場所に放置すると、それが原因で発火する危険性が高まる」


皆さんの周りにもきっとリチウムイオン電池があるはずです。取扱いや廃棄の際はくれぐれもご注意ください。お住まいの地域によってそれぞれの回収方法は異なりますので、この機会に改めて各自治体に確認してみるのははいかがでしょうか。