立憲民主党の泉健太代表が15日、新潟県長岡市を訪れ、次期衆院選に向けた県内での野党間の候補者調整を容認する姿勢を示しました。

長岡市内のホテルで開かれた立憲民主党・米山隆一衆院議員の後援パーティーに駆け付けた泉健太代表。
県内で次期衆院選に向け共産党との候補者調整の動きが出ていることについて、「地域ごとに最善の姿、形をつくっていくという中で、新潟の中で成り立つ形があるのであればそれは一つかなと思います」と語り、県内の動きを容認する姿勢を示しました。

また、米山議員も「形式や理念もすごく重要だが新潟はそれ以上に人間関係、協力関係の歴史が積みあがっているので、積みあがっている協力関係に形を合わせていく作業になる」としました。

共産党をはじめとする他の野党との“選挙協力”を巡って泉代表は、5月にテレビ番組に出演した際に「共産党と選挙協力しない」という趣旨の発言をしていましたが、その後、市民連合を介した候補者調整は「十分ありうる」と容認する方針を示していました。