新潟県が7月6日に発表した『感染症情報』によりますと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の定点当たりの報告数が、前の週と比べて1.20倍になることが分かりました。

6日に発表された『感染症情報』は、6月26日から7月2日までの報告をまとめたものです。

これによりますと、新潟県内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、あらかじめ指定された医療機関から報告された合計は418人でした。
1医療機関あたりの患者数は4.98となり、前の週の4.14の1.20倍にあたります。

また入院者数は72~90人程度、病床使用率は7~9%程度でした。
また重症者は2~4人が報告されており、中等症の患者は10~13人程度です。
いずれも新潟県では「それぞれは前週からほぼ横ばいで推移している」としています。

県では引続き、発熱や咳などの症状がある場合は外出を控えるほか、手洗いなどの基本的な感染対策の“徹底”を呼び掛けています。

なお『感染症法』では、日本国内で発生した「感染症」について、“病原体”の感染力の強さや感染経路などによって幾つかの「類型」に分けられています。
5月8日から新型コロナウイルスは5類に移行され、これまでの『全数把握から、あらかじめ指定された84の医療機関からの報告に基づく『定点把握』となっています。