10日正午ごろ、新潟市西蒲区の角田浜海水浴場で親子3人が沖に流される事故があり、中学1年生と小学3年生のきょうだいが死亡しました。

「近くにいた人によりますと、海水浴場の旗付近で溺れていたということです」
「波が次々と押し寄せていて、大きな波の音も響いています」

新潟海上保安部によりますと、10日正午ごろ第9管区海上保安本部に通報がありました。

父親と姉は遊具(フロート)に乗って遊んでいて、息子は波打ち際で1人で遊んでいたところ、父親と娘が乗ったフロートが沖に流されたということです。息子が泳いで向かい、父親が息子をフロートに乗せようとした際に、フロートが波にあおられ、3人とも海に投げ出されたということです。

姉は海に流され、父親は弟を抱きかかえて岩場まで泳ぎ着き、その後3人ともヘリコプターで救助されましたが、きょうだい2人は病院で死亡が確認されました。
父親は意識があるということです。

3人ともライフジャケットは着用していませんでした。

【現場に居合わせた人】
「最初海側の方を上げて、そのあと岩場の方を引き上げていたみたい」

捜索が行われていた現場には、離岸流が発生しやすい場所として警告を呼びかける看板が立っていました。

【海水浴場の監視所】
「あそこは離岸流が発生しやすい所なので、ちょっと浮き輪で浮いていると流される、だから禁止している」

事故当時の海水浴場では、波が1m前後の時や風が強い日などに指定する『遊泳注意』が呼び掛けられていたということです。

【海水浴場の監視所】
「朝から波が高いので、黄色い旗で“遊泳注意”をしていた」

現場では当時、風速毎秒4mの風が吹き、波の高さは30cmで、1mのうねりがあったということです。

また、取材していた午後2時ころには、海水浴場のスピーカーからは『遊泳禁止』を知らせる放送が流れていました。
「赤い旗で遊泳禁止です。海には入らないでください…」

新潟海上保安部は、事故の原因について詳しく調べています。