「糸魚川市に人を呼び込むためにはどうしたらよいか」。
1年間授業で考えてきた小学生が、糸魚川市の職員や保護者たちにとっておきのプランを紹介しました。

【6年生】「1学期には糸魚川の魅力を伝えるチラシを製作しました」

新潟県糸魚川市の大和川小学校の6年生が3日、市の副市長や職員、市議会議員などの前でプレゼンを行いました。

テーマは「糸魚川の魅力を発信し、多くの人に訪れてもらうためにはどうしたらよいか」。1年間の総合学習の中で考え、『糸魚川活性化プラン』として「市のホームページを見やすく改善すること」、「廃校を活用したグランピング場を作ること」、「翡翠(ひすい)大学を作ること」の3つを提案しました。

【6年生】「糸魚川市が誇れるものを埋もれさせることなく、県外の方や外国の方などもっと多くの人に、糸魚川の素晴らしさをウェブサイトを通じて伝えていってほしいです」

【糸魚川市 井川賢一副市長】「私たちの年代ではとても出ないような発想もあって、できれば1つでも2つでも実現できるように、市としても取り組みを進めたいなと思います」

また、「新しい名物に」と子どもたちが考案したどんぶりも紹介。サーモンと白身魚を使い、糸魚川市を通る『フォッサマグナ』をイメージした断面が特徴的な天丼です。

【糸魚川市 井川賢一副市長】「とてもおいしいです」

【6年生】「糸魚川の地域の人のよさとか、そういう魅力が伝わるように考えました」

【6年生】「糸魚川産の魚とフォッサマグナの断層とかそういうことを意識して考えました。外国の人たちに糸魚川の魅力、自然の魅力などを伝えていきたいです」

このどんぶりは、メニュー開発に協力した「膳処くろひめ」で、20日から期間限定で提供されるということです。