こうした若い担い手を確保し育てていくために必要なのは『稼げる環境づくり』。
そのためにも、収入に直結する木材の価格を上げてほしいと現場は訴えます。

【柏崎地域森林組合企画指導課 植木洋一係長】「これだけいっぱい木がある。どんどんこれをお金に換えて収入が入ってくれば、もっと林業は潤うんじゃないかと思います」


社会の急速なデジタル化に伴い、林業にも大きな変化が求められています。

【柏崎地域森林組合 石塚正好代表理事組合長】「例えば、ドローンの資格を優先的に取らせるとか、デジタル化に付随した資格制度の優先や補助を県にお願いしたい」


石塚組合長は「若い担い手が林業に対して希望を持って働ける環境を作りたい」と力を込めます。

【柏崎地域森林組合 石塚正好代表理事組合長】「若い人が張り合いをもって楽しくやれる林業、儲かる林業、社会貢献というモチベーションを本人が感じてやっていけるような組織づくり、が我々に課せられたこれからの仕事」


稼げる環境づくりとデジタル化への対応。
林業の担い手確保のための支援体制の充実が求められています。