人工知能(AI)を活用して行政窓口での案内業務を支援するAIアバター「アイネちゃん」が、愛知県岡崎市役所で運用を開始しました。自治体職員の人手不足対応や住民サービスの利便性向上を目指します。

「アイネちゃん」は、新潟市中央区に本社を置くIT・システム関連企業「BSNアイネット」が開発した窓口案内AIアバターです。
9月28日から岡崎市役所本庁舎の総合案内にタッチパネルモニターが設置されました。来庁者がモニター上の「アイネちゃん」に話しかけると、対話を通じて質問内容を把握し、必要な窓口や手続き情報を案内します。導入初日は岡崎市の内田康宏市長も総合窓口を訪れ、案内を体験しました。

岡崎市ではこれまでも、BSNアイネットとともに窓口DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、事前申請や電子申請、セルフ端末の活用など行政サービスの向上に取り組んできました。
今回の導入は、全国の自治体で課題となっている生産年齢人口の減少による人材不足等に対応し、これまでの取り組みをさらに発展させたものです。

12月からは機能をより高度化させ、アバターからの能動的な声掛けや視覚的な案内表示を行うなど、次の運用段階に入る予定です。

「アイネちゃん」は新潟市役所でも今年4月から6月にかけて実証実験が行われており、行政窓口改革を支援する新たなAI活用モデルとして注目されます。