復旧方法が模索されているJR米坂線について新潟県 関川村の加藤弘 村長が10日、条件付きでバス転換を容認する考えを示しました。沿線自治体として意向を示したのは初めてです。
10日に開かれた村議会9月定例会で、米坂線への対応を問われた加藤 村長は次のように述べました。

【関川村 加藤弘 村長】「私としては、なるべく早く利便性の高い住民から満足されるようなバス運行が実現できればなと思っている」

米坂線は2022年の県北豪雨で被災し、村上市の坂町駅から山形県の今泉駅の間で運転見合わせが続いています。

JR東日本は単独復旧は困難とし「上下分離方式」、「第三セクターによる運営」、「バスへの転換」の3つの案を示していました。

加藤 村長はバス転換容認の条件としてJRに対し、住民の利便性を確保すること、村の実質的な財政負担を生じさせないこと、地域公共交通の維持へ主体的な役割を果たすことを求めたということです。

住民の意見は…
【村上市民は】「乗る人がいないのに線路だけ直しても何もならないでしょ。今、道路も良くなってますので、山を抜けるのにわずかな時間で走れるようになったので、バスの方が便利じゃないですか」

【関川村民は】「移動する手段が無ければストップしてしまう気がする。過疎になっていくのかなと」

【村上市民(関川村出身)は】「全国的な少子高齢化を考えれば、それもありかなと思うけど、なくなっていくのは残念だ」

被災から4年あまり。地元の意向が焦点となる中、沿線自治体が意向を示したのは初めてです。

【関川村 加藤弘 村長】「この4年間見てもなかなか新しい一歩が見えてない、そういう状況の中で、もうそろそろ次の決断をしなきゃならないという」

関川村の決断をきっかけに今後の協議がどう動くのか、注目されます。










