26日は文化財保護デーです。この日に合わせ上越市の寺院で消防訓練と立ち入り検査が行われました。

消防訓練と立ち入り検査が行われたのは、上越市柿崎区の密蔵院です。

密蔵院では1814年に再建された護摩堂の外壁装飾が上越市の文化財に指定されていて貴重な文化財を火災などから守ろうと、26日の「文化財防火デー」に合わせ実施されました。

消防は、訓練の後の検査で火気の取扱い状況や防火設備の状態などを確認していました。

【頸北消防署 佐藤和幸 消防防災係長】「(文化財は)一度燃えてしまったら二度と取り戻すことができないものですので、そういったことのないように、普段から気を付けていただくとともに、私どもも訓練に励んでいきたい」

頸北消防署 佐藤和幸 消防防災係長

上越市内では、2月上旬までに寺社を中心に22の施設で立入検査や消防訓練が実施されるということです。