江戸時代から続く鮭文化 自然の恵みを未来へつなぐ知恵

村上市には、江戸時代から続く「種川(たねかわ)の制度」をはじめ、鮭を守りながら恵みを受け取るための知恵が受け継がれてきました。

川に戻ってきた鮭をただ獲るだけではなく、次の世代へつなぐために守る。
その考え方は、村上の鮭文化の土台になっています。

三面川では、2艘の船で鮭を挟み込む「居繰り網漁」など、古くからの漁法も受け継がれています。

三面川では2艘の船で挟みながら鮭を捕らえる「居繰り網漁」が江戸時代から続いている

鮭を大切に扱い、川を守り、未来の資源を残していく。
現代でいう持続可能な自然との関わり方を、村上の人々は長い時間をかけて実践してきました。

その営みを支えてきたのが、川の源にある森です。

鮭の文化を守ることは、川だけを守ることではありません。
森を守り、山から海へと続く水の流れを守ることでもあります。