この冬、4メートルを超える積雪を記録した新潟県津南町。雪はまだ残っていますが、少しずつ春は近づいてきています。【カメラマンが魅せられた風景】

2月23日。津南町では朝から雪が降り続いていました。

【住民は…】
「夕べからあれだけまた積もったの。あの雪が、こんなの異常ですわ。大変だ」

【住民は…】
「大変だけどこれも仕方がない。(家の)出入りだけはできるようにしておかないと」

その後も雪は止むことを知らず…

日付が変わった頃には、観測史上最多となる4メートル19センチの積雪を記録しました。

【住民は…】
「もうイヤ…雪いらないわ、いくら雪国でもやめてほしい」

あれから2か月たった4月19日、長野県との県境にある津南町大赤沢集落です。まだ多くの雪が残っていました。

【地元の農家】
「この中へ苗の箱をみんな広げるもんで、1週間ぐらい遅れてる」

田植えに向け苗出しの準備をしていました。

【石沢隆さん(75)】
(この冬)雪下ろし何回やりました?
「6回か7回ぐらいやった。一気に降ったからみんな大変な思いをしたけど、雪が早く消えないので本当に困って…」

一面、雪に覆われた田んぼで作業をしている人がいました。


通称「炭まき」です。昔はもみ殻を燃やした炭をまき、太陽の熱を集めて雪を解かしていました。今は炭ではなく消雪剤を使っています。

【涌井直さん(71)】
「今、まいた所は、雪の多い高いあぜ際だけ先に消雪剤を散布して、早めにそこを消しながら雪消えと同時に作業ができるように…。待ちに待ったこの時という感じですかねぇ。雪の多い分、春先の感動も一段と強くなるんじゃないですかね」