福島県内の磐越自動車道で新潟市の北越高校生ら21人が死傷した6日のマイクロバス事故で、事故の直前に社内の生徒が「死ぬかも」という趣旨のメッセージを家族に送っていたことがわかりました。

生徒を乗せる前から運転は不自然でした。事故当日の早朝、防犯カメラに記録された映像です。

バスはセンターラインをまたぎ、反対車線にはみ出して走行。
若山哲夫容疑者が運転し、北越高校に生徒を迎えに行く途中とみられます。

さらにその先では、前の車と不自然な距離を取りながら、じわじわと近づいていく様子も。

このカメラは、バスを貸したレンタカー店と高校との間に設置されているものです。その後カーブを大きく曲がったバスは、自転車の通行帯にまで入り走っていきました。

さらにその2時間後、若山哲夫容疑者が運転していたこのマイクロバスは福島県郡山市内の磐越自動車道で事故を起こします。
この事故で、高校生1人が亡くなり、20人がけがをしました。

【北越高校 男子ソフトテニス部 寺尾宏治 顧問】
「事故を起こす前も、トンネルでこすっていただとか、休憩した時に車の片側がぶつかったり、こすった跡があったり、ですとか…保護者から聞いた」

その後の捜査関係者への取材で、事故の直前にバスに乗っていた生徒が保護者に「死ぬかも」という趣旨のメッセージを送っていたことがわかりました。

当時の状況について、若山哲夫容疑者は逮捕前に応じたBSNの取材に対してこう話していました。

Qブレーキの跡が無かったようで、なぜぶつかってしまった?
「私のスピードに対する見極めが甘かったんだと思います」

Q居眠りしていた?
「いえ、そういうことは一切ありません」

警察は、若山容疑者の運転が不安定だった可能性もあるとみて、事故前の状況について詳しく調べています。