またニセ警察官らによる特殊詐欺被害です。
新潟市西区に住む60代女性が、山口県警の警察官を名乗る男らに「保釈保証金を支払う必要がある」などと現金を要求され、合わせて2284万円をだまし取られていたことが分かりました。

警察によりますと、去年12月17日に女性の自宅固定電話に、実在する電話会社の担当者や山口県警の警察官を名乗る男らから電話がありました。そして、「あなた名義の携帯電話が不正に契約されている」「あなたに犯罪の嫌疑が掛けられている」などと話したということです。
その後、“ニセ警察官”や検事を名乗る男とメッセージアプリでやり取りをするように言われた女性は、相手側からビデオ通話などで「強制捜査ではなく在宅で捜査するためには保釈保証金を支払う必要がある」などと現金を振り込むよう要求されました。
女性は相手の話を信じ、指定された4つの口座に合わせて2284万円を振り込みだまし取られたということです。その後、相手からの連絡が途絶えたほか、女性はニュースで警察官をかたった詐欺が発生していることを知り、被害に気付いたということです。

警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに、被害防止のために以下の点に注意してほしいと呼び掛けています。
・警察はLINEなどのメッセージアプリで連絡を取ったり、そこで警察手帳や逮捕状などの令状を見せることはない
・警察は、逮捕を免れることを理由に、金銭の振り込みや口座からの出金を指示することはない
・警察官を名乗る者から、電話やメッセージアプリで「捜査対象になっているという話」「お金の話」が出たら詐欺を疑い、最寄りの警察署に相談してほしい