気象庁は12月31日に「大雪に関する全般気象情報」を発表しました。
北日本では1月2日にかけて、東日本と西日本では2日から3日ごろにかけて大雪に注意・警戒が必要です。交通機関の乱れなどに注意してください。
気象庁によりますと、日本付近は次第に冬型の気圧配置が強まり、3日ごろにかけて冬型の気圧配置が続く見込みです。さらに、上空には強い寒気が流れ込むとしています。
北日本から西日本では日本海側を中心に大雪となる所がある見込みで、西日本の普段雪が少ない地域でも雪が降る恐れがあるということです。四国や九州北部などでは山地だけではなく、平地でも降雪が予想されています。
雪の予想
▼1日午後6時～2日午後6時の予想24時間降雪量（多い所）
北海道地方 50センチ
東北地方 50センチ
北陸地方 70センチ
近畿地方 50センチ
九州北部地方（山口県山地） 30センチ
九州北部地方（福岡県などの山地） 7センチ
※四国地方の山地 7センチ（1日正午～2日正午）
▼2日午後6時～3日午後6時の予想24時間降雪量（多い所）
北陸地方 70センチ
近畿地方 50センチ
九州北部地方（山口県山地） 15センチ
九州北部地方（福岡県などの山地） 5センチ
※四国地方の山地 20センチ（2日正午～3日正午）
気象庁は北日本では1月2日にかけて、大雪による交通障害に注意・警戒し、東日本と西日本では2日から3日ごろにかけて、大雪に注意・警戒するよう呼び掛けています。東北地方では1日にかけて、大雪に警戒してください。また、着雪やなだれにも注意が必要です。
今後の雪のシミュレーションを見ると、北海道から山陰にかけて日本海側を中心に雪が続き、所々で降り方が強まる見込みです。2日になると、九州や四国などに雪のエリアが広がる見込みで、近畿や関東でも雪を表す白いエリアが広がる時間帯がありそうです。
帰省先などからのUターンで移動される方は気象情報や交通情報を確認し、時間に余裕をもってお出かけください。
