視覚的な“偽装工作”も… 記者「これは詐欺じゃないですか?」

記者はあえて「見えない」「わからない」と答え、通話を引き延ばして相手の出方を伺います。

画面の背景には「北海道警察」のポスターまで貼られており、視覚的な偽装工作が徹底されていることがわかります。

一通りの自己紹介が終わると、狭山警部は記者に対し、免許証などの身分証明書をカメラに見せるよう要求しました。ここで記者は、核心を突く質問を投げかけます。

【記者】
「これは詐欺じゃないですか? 違いますか?」

【狭山警部】
「あ、違いますよ。はい。私も今、手帳を見せたところです」