新潟県議会12月定例会は5日、一般質問が行われました。原発再稼働をめぐる花角知事の姿勢に質問が相次ぎましたが、知事の答えは…
前日の代表質問に続き、原発再稼働問題に多くの時間が割かれた一般質問。県議会で信を問うとする知事の姿勢に関する質問が相次ぎました。

【未来にいがた 牧田正樹 県議】「『リーダーとして出した判断・結論に対する責任の取り方として、最も明確で重い方法である』には合致せず、県民を欺くものである。県民に信を問うことと県議会に判断を仰ぐことの整合性をどう説明するのか」

【花角 知事】「できるだけ分断を招くことなく熟議の上で判断を仰ぎたいと考えたことから、県民の代表である県議会に信を問うことを最善の方法として選択した」

【未来にいがた 牧田正樹 県議】「2018年の知事選の演説で『みなさんの信を問う』と、言ったが、そのとき『みなさん』というのは議会を想定していたのか」

【花角 知事】「場面まで記憶していないが『県民の』と申し上げたとしたら、県議会も県民の代表であると思っている」

これまでと同様の答弁を繰り返す知事に攻め手を欠きます。
【リベラル新潟 大平一貴 県議】「原発再稼働に否定的な人が6割を占めている状況だと判断するには時期尚早なんじゃないか。(来年)6月まで待って知事選挙で判断すれば皆さんが丸く収まるのではないか」

【花角 知事】「明確かつ合理的な理由もなく、不安感という理由だけだと、それは(原発を)止め続けることには当然限界がある」

県議会に「熟議をお願いしたい」としている花角知事ですが、果たしてこれで議論が深まるのでしょうか。










