あす25日から26日にかけて、西日本を中心に沖縄~関東甲信の広い範囲に黄砂が飛来する見込みです。アレルギーや呼吸器系疾患の人は注意するようにしてください。
黄砂は、ユーラシア大陸内部のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠、そして中国北部の黄河周辺の“黄土”が強風により吹き上げられ、上空の風によって運ばれてくる現象です。気象庁の衛星画像を見ると、中国大陸の内部に乾燥地帯で巻き上げられたとみられる黄砂のようなものがみられ、これが風にのって日本付近にやってくる見込みです。
今後の黄砂のシミュレーションを見ると、中国大陸の“黄砂の雲”は25日の午前中には九州にかかりはじめ、26日にかけて、沖縄から関東甲信の広い範囲に黄砂が飛来する見込みです。また、27日の夕方以降にも、九州に“黄砂の雲”がかかりそうです。
アレルギーや呼吸器系の疾患などがある人は、マスクを着用するなど注意してください。










