7つの原子炉が立地し世界最大の出力を誇る、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所。
この柏崎刈羽原発の『全号機停止』から13年以上。
東京電力が目指した“再稼働”への歩みは、平坦ではありませんでした。

原発の『安全神話』が崩れたのは2011年のことです。
東日本大震災で福島第一原発は電源を喪失。水素爆発を起こしました。

その後、東京電力が運営する柏崎刈羽原発は定期検査のため2012年3月26日に発電を停止。

「午前0時前です。6号機の発電がストップしました。柏崎刈羽原発は、全号機が運転を停止します…」

東電は1年後、再稼働のための安全審査を申請することを表明しました。

東電への不信感がぬぐえないなか、新潟県のトップが始めたのは原発事故の“検証”です。