きょう20日は高気圧に覆われる所もありますが、北日本には夜以降、低気圧や前線が近づく見込みで、21日は次第に西高東低の気圧配置となる見込みです。この時期としては強い寒気が流れ込む見込みで、北日本を中心に雪となる所がありそうです。

気象庁によりますと、寒気を伴う低気圧が20日夜までに日本海北部で発生し、前線を伴って21日にかけてオホーツク海に進む見込みで、前線が21日夜にかけて北日本から東日本を通過するとしています。

また21日から22日にかけて、この時期としては強い寒気が流れ込む見込みで、大気の状態が非常に不安定となって、雷を伴った強い雨が降る所があるということです。

北日本では21日は低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意・警戒を呼び掛けています。また、北日本から東日本では21日にかけて、西日本では20日は落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意が必要です。

21日は前線の通過後に西高東低の気圧配置となって、北日本を中心に風が強まり、雪となる所がある見込みです。北日本から東日本では21日にかけて、高波や強風に注意し、北日本では21日は着雪に注意が必要です。また雪による交通障害にも気を付けるようにしてください。

今後の雨や雪と風のシミュレーションを見ると、22日昼ごろにはいったん雨や雪が小康状態となりそうですが、24日から25日は低気圧が発達しながら日本海からオホーツク海へと進む見込みで、気象庁は25日頃は、東日本の日本海側を中心に荒れた天気となり、低気圧の発達の程度などによっては大荒れとなる恐れがあるとしています。

今後の気象情報に注意してお過ごしください。