太平洋戦争中に沖縄などで戦死した新潟県出身者を追悼する、沖縄県糸満市の『新潟の塔』が改修され、17日に除幕式が行われました。

糸満市の平和祈念公園にある『新潟の塔』は、沖縄や南方で犠牲となった県出身者4万1960人を慰霊するため、1975年に建てられたもので、戦後80年の節目に、次世代へつなぐために改修されました。
改修のための募金は今も募っていて、これまでに967万円が集まったそうです。

花角英世知事
「県民すべてが安全に安心して暮らせる平和で豊かなふるさとづくりに、全力を尽くしていくことを、御霊にお誓い申し上げます。

参列した遺族や関係者は二度と戦争を起こさない平和な世界を願い、祈りを捧げていました。