大正製薬と弘前大学、京都大学の共同研究チームはきょう、これまでの健康データからインフルエンザにかかりやすい人の特徴を発表しました。

研究チームによりますと、20歳以上のおよそ1000人の健康データに基づいて、インフルエンザにかかりやすい人を分析したということです。

その結果、
(1)血糖が高い
(2)肺炎を経験したことがある
(3)多忙・睡眠不足
(4)栄養不足
(5)アレルギーがある、といった人たちが感染しやすい傾向にあることが分かりました。

複数が当てはまる人は、発症のリスクがおよそ3.6倍に上るということです。生活習慣の改善やビタミンの摂取など、それぞれのタイプに応じた対策をとるよう呼びかけています。

厚生労働省によりますと、インフルエンザの感染者数は今月9日までの1週間で1医療機関あたり「21.82人」となり、12週連続で増加しています。