新潟県は、中学生の虫歯が全国一少ないことで知られていますが、大人の歯の状況はあまり良いとは言えないようです。
その理由と対策について、歯科医に話を聞きました。
新潟県の中学1年生の虫歯の数は0.1本と全国最少。
しかし、24本以上の歯がある60歳の割合は74.3%で、全国平均を6.6ポイント下回っています。

新潟市 中央区にある大村歯科医院の大村伸介院長は『ある年代の“歯医者離れ″が理由』だと指摘します。

【大村歯科医院 大村伸介 院長】
「実は定期的に歯科医院に行ってる方っていうのが、20代が一番少なくなるんですね。つまり、この辺で歯医者さんとちょっとだんだん縁がなくなってきて、30代、40代で増えていくんですけれども、もしかしたらこれは虫歯とかになって、もう行かなきゃいけない状況になって、行ってそこから定期的な受診が必要と言われて通っている可能性が高くなる」














