「近いうちに、私の考え方をお示しするつもりでいる」

新潟県の花角英世知事は5日の定例会見のなかで、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の是非について「近く考え方を示す」と述べました。
関係者によりますと、知事は14日に柏崎刈羽原発を訪れて視察をする方向で調整を進めているということで、判断はそれ以降になるとみられます。

知事が原発を視察するのは、2018年9月以来7年ぶりです。
視察の目的について花角知事は、「安全対策やテロ対策の不備への対応などを確認したい」と説明。
また、東京電力の信頼性について「県民の見方は厳しい」とした一方で、
「私自身も、東京電力に対する見方が変わるかどうかということはあるかもしれない、現場を見ることによって」と話しました。

徐々に迫る再稼働判断の日。
新潟県議会には「12月議会で決着するのでは」との見方もあり、再稼働を巡る動きは激しさを増していきそうです。










