北朝鮮による拉致被害者全員の救出を訴える『国民大集会』に高市総理が出席し、北朝鮮側に首脳会談を呼びかけたことを明らかにするとともに、拉致問題解決への決意を示しました。

3日に東京都千代田区で開かれた『国民大集会』で、横田めぐみさんの母・早紀江さん(89歳)は、出席した高市総理に感謝を伝えたうえで、
「憎々しいものに対して和をもつことはなかなかできないことですが、やっぱり攻撃だけしていては相手は絶対に心を開かないと私は思います。苦しいことがあっても温かい心でお互いが話し合って」と述べ、北朝鮮との即時交渉を求めました。

拉致被害者の曽我ひとみさんは、12月に94歳を迎える母・ミヨシさんについて…
「母の年齢を考えると、ただただ諦めずにいてほしい。その言葉しかありません」
と話しました。

『国民大集会』に出席した高市早苗総理は「拉致問題については手段を選ぶつもりはない」と述べたうえで、「すでに北朝鮮側には首脳会談をしたい旨お伝えしています」と、日朝首脳会談を呼びかけたことを明らかにしました。

また「あらゆる選択肢を排除せず、自分の代で何としても突破口を開きたい」と、拉致問題解決に向けた決意を語りました。










