戦後80年。被爆体験や平和への願いを中学生につなぐ講演会が17日、新潟県 妙高市で行われました。

【広島市 被爆体験伝承者 楢原泰一さん】「原爆のことは今の自分たちの暮らしにも関係を掴むことがとても重要です。それが自分事として捉えるということです」

講演会では、広島の被爆体験者の話を全国で語り継いでいる楢原泰一さんが中学生を前に、原爆投下後の市民生活や戦争の悲惨さについて語りました。

【講演会を聴いた生徒は】「今年は戦後80年ということでテレビでも多く番組をやっていたりしたので自分でも見たりしたんですけれど、番組ではわからない深いところまで講演で話を聴けて、すごく貴重な体験だったなと思いました」

80年前の被爆体験に生徒たちは平和への思いを新たにし、未来へ語り継ぐ大切さを学んだようでした。