タイなどで親しまれている三輪自動車・トゥクトゥク。
その電動タイプを普及させようと、新潟県佐渡市で試乗会が2日に行われました。
「右がアクセルです。ゆっくりとひねってもらえれば大丈夫…」

この試乗会は、電動トゥクトゥクを新たな移動モビリティーとして普及させようと、新潟市の会社『トゥクサイト』が、市民や観光事業者や行政などを対象に行ったものです。

参加者は、少し最初は戸惑ったようでしたが、慣れたあとはスイスイと乗りこなしていました。
【試乗した新潟県関係者】
「すごく滑らかで、風が気持ちよかった」
「景色を見ながらゆっくり走れれば楽しいかな」
今回用意された電動トゥクトゥクは、最大で3人が乗ることができ、最高時速は50km。家庭用のコンセントで充電可能で、1回の充電で60~80kmの距離を連続で走れるということです。お値段は1台80万円から。

【トゥクサイト 築井翼社長】
「佐渡が脱炭素先行地域ということで、佐渡市と地元企業とで一緒になって、目標100台を普及させていけたらと考えている」
築井翼社長は、環境負荷が少ないこの乗り物で脱炭素に取り組む佐渡市に協力したいとしています。