長岡花火のチケットの抽選申し込みが26日から始まりました。プラチナチケットともいえる長岡花火の観覧席ですが、当選の可能性を高める秘策はあるのでしょうか?

慰霊と平和の祈りが込められた長岡まつり大花火大会。

今年も観覧席は全て有料席で抽選販売となります。打ち上げ開始まであと2か月あまりとなり、抽選の申し込みが26日に始まりました。

【長岡花火財団 桜井秀行 常務理事】「5月26日の正午から受付を初めておりますけど、約1時間で1万件、5万席の申し込みをいただいているところであります」

人気のチケットですが、問題となっているのが『チケットの転売』です。去年は16万円で転売されているサイトもありました。

転売対策として今年はチケットに購入者の名前を記載することにしました。

【長岡花火財団 桜井秀行 常務理事】「(多くの)大手フリマサイトでは記名式チケットは出品できないことになってります。したがって転売防止の有効な一つの方法と考えております」

有料席の数は去年と同様、2日間であわせて34万席。

長岡市民向けの先行販売で残った分が一般販売に充てられ、申し込みはインターネット上の『楽天チケット』から受け付けます。

来月6日に受付が終了し、抽選の結果は来月17日以降にメールで知らされます。

当選の可能性を高める秘策はあるのでしょうか。
【長岡花火財団 桜井秀行 常務理事】「長岡花火財団のホームページをご覧いただきますと、市民先行販売の残席の状況が掲載されているので、そちらの方も参考としてご覧いただけるとよろしいかと思います」

三角のマークで示されているのは残りの席数が少ないエリア。一方、丸や二重丸で記されたエリアは比較的席数が多いエリアで当選する可能性が高いそうです。

抽選で落ちた場合でもまだチャンスは残っています。

一般販売で席が売れ残っていた場合には来月30日からインターネットによる販売が行われます。これは先着順です。また、チケットが当たったものの行けなくなった人が出た場合7月4日以降、その都度再販売が行われます。これは抽選です。

長岡花火財団は「チケットの適正価格での購入に協力してほしい」と呼び掛けています。