新潟県内に住む20代の男性が、SNS型投資詐欺で約60万円をだまし取られたとして警察に被害届を出しました。
被害を届け出たのは十日町市に住む20代の男性です。
警察によりますと、男性は4月1日、SNSで副業関係の情報を検索していて「動画の閲覧で報酬がもらえる」という広告を発見。申し込んだところ、何者かにメッセージアプリに誘導され、やり取りを始めました。
その後「副業用のアプリ」をインストールし、指示に従って動画を見てスクリーンショットを送っていたところ、アプリ上の報酬が増えていったということです。
すると今度は「暗号資産の投資」を勧められ、男性は1日から3日までの間、投資目的や損失補填目的で合計6回にわたり、現金約59万円を振り込ませられ、だまし取られたということです。
アプリ上で利益が出ていたため、男性が現金を引き出そうとしたところ、相手方から「引き出し額の7割を先に支払う必要がある」と言われたことで不審に思い、警察に届け出たということです。
警察はSNS型投資詐欺事件として調べるとともに、副業などの情報はSNSで安易に取得しないで欲しいと注意を呼びかけています。