国道の『予防的通行規制区間』とは…?

新潟県では2022年に、国道8号と国道17号で55kmにわたって断続的に立ち往生が発生し、柏崎市の国道8号ではおよそ38時間も通行止めが続きました。

北陸地方整備局によりますと、大雪の際に大規模な車の立ち往生を発生させないために優先して除雪を行う国道などが指定されており、新潟県内では14区間が指定されています。また、予防的通行止めにする際には原則として『並行する高速道路』も通行止めにするとしています。

新潟県では大雪が予想される時には不要不急の外出を控えるように呼びかけていますが、どうしても外出しなければならない場合には、事前の“備え”が重要です。

毛布や食料はもちろんですが、雪道でタイヤが空転するときにはスコップのほかに『砂』も有効です。砂を撒くことでツルツルの路面に摩擦が生まれ、脱出しやすくなるそうです。砂はペットボトルなどに入れておけば、あまりかさばりません。

また、思いがけない非常事態に備え、時間に余裕を持った行動をしましょう。