状況に応じて、点灯方法を変えることができる新たなパトカーの赤色灯が登場しました。光り方を変える理由は聴覚障害者への配慮です。
2台並んだパトカー。左側は、これまでの赤色灯で、右側が新潟県警が新たに導入した赤色灯です。

新たな赤色灯は蛍の光のように緩やかに点灯することができ、緊急走行以外のパトロール中などはこのモードにします。この新たな赤色灯を導入した理由はサイレンの音が聞こえない聴覚障害者への配慮だということです。
県警本部 地域課 菊地喜子課長補佐
「パトカーが緊急走行しているのかどうかが分かりにくいという要望がありました」

こうした声を受け、音が聞こえなくても見ただけで『緊急走行中』か『パトロール中』かを分かるようにしました。
この赤色灯を付けたパトカーは全国で10月に導入が始まり、新潟県内では11月19日に配備を始め、すでに24台走っています。
県警本部 地域課 菊地喜子課長補佐
「視覚的にも事件事故の防止、抑止に努めてまいりたいと思います」
今後、パトカーの更新に合わせて順次導入していくということです。
