『県内にディズニーランド!』と言う保育園児の“夢の話”。
ただ、この意見は市の大事な計画に生かされます…。

国が掲げる『こどもまんなか社会』の実現に向けて新潟県見附市では、子どもや若者や子育て世帯を“社会全体で支える環境”をつくるため「こども計画」の策定を目指しています。そこで“子どもたち”本人に協力を求め、13日に4歳から6歳の年中・年長クラスで直接意見を聞きました。
【先生】
「みんなが住んでいる見附のまちに、“あったら嬉しいなー”とか、“こんな場所があるといいなー”とか“こんなものがあるといいなー”とか教えてほしいんだけど?」

新潟県見附市にある桜保育園で、元気いっぱいに手を挙げる子どもたち。
テーマは、『見附市に、どんなもの・こと・場所があったら“嬉しい”か?』
【園児】
「ディズニーランドがあったら!」
「東京タワー!」
「ランボルギーニがあったらいいな」
「どこでもドアがあったらいいな」
「虫がいたらいいな。トンボとかテントウムシとか」
「パティオにいがた(道の駅)に、遊具ができたらいいな」

― どれも本当にあったら、“夢いっぱい”の見附市になりそうなアイデアですよね!
子どもたちだからこそ思いつく素直な声が、たくさん聞こえてきました。
【見附市教育委員会こども課 小川宗主任】
「たわいのない意見に聞こえるんですけども、その中に、これからのまちづくりへのヒントがたくさんあるなと。大人が考えた計画ではなくて、子どもや当事者の声を盛り込んだ子ども中心の計画にしていければと考えています」

見附市では今後、ほかの保育施設でもヒアリングを行い、2024年度中に『こども計画』を策定する予定です。