新潟県柏崎市の一部の地域で、稲作にとって“困った事態”が起きていました。
冬の少雪などの影響で『代かき』ができなくなりそうなほどの水不足となり、柏崎市では今年、異例の措置を取っています。
柏崎市の城之組地区では、農家が田植え前の『代かき』に精を出していました。代かきとは、田植え前の田んぼに水を張って土を砕いて表面を平らにしていく作業で、“水”が不可欠です。
ところが今年は…
城之組生産組合 佐藤慎司組合長
「水が少ないと感じている。通常であれば、代かきで必要なときに水栓を開ければ水が入ってきてうまく整地ができるが、今年はそれができないので、組合員にもうまく農業用水を配分するために苦慮してもらっている状況」