新潟県関川村の「関川なないろ保育園」の園児は、今年度入園する子どもも含め、全部で79人。
そのうち、おしめの主な対象として想定される2歳以下の園児は27人で、保育園で使うおむつ代はすべて村が負担するそうです。

また、多くの保育園では、子どもが使うおむつには保護者が一つひとつ名前を書いて持ってくることになっていますが、その負担もなくなります。

【関川村 加藤弘村長】
「保育園を統合して良かったねと思える施策を打たなくてはいけない。保育園の方とも相談して、こういう取り組みをすれば保護者が喜びますよということがあったので、それをやろうと」

今年度の関川村は、子育て支援事業として予算を155万円増やしました。
村では、おむつのほかにも、“おしりふき”や“おしぼり”も提供し、保護者や子どもの『手ぶら登園』を掲げています。

この取り組みに保護者は…
「無料と聞いてとてもありがたいなと思いますね」
「1枚1枚おむつに名前を書いていたのがなくなるのと、おむつを持ってこない分、この子たちに違う面でいろいろなものが買えるところが、すごく助かります」
「手間が省けるので、それだけでも時短になったり他のことに時間を回せる」