暦の上では20日が二十四節気のうち寒さの最も厳しいころを表す大寒ですが、青森県弘前市では卒業式などを彩る「サクラ」=啓翁桜の出荷作業が始まっています。

JAつがる弘前では農家が冬場の農閑期の収入を確保するために、1995年から啓翁桜の出荷を行っています。2024年は、花き部会の19人がリンゴ園の空きスペースなどを活用して啓翁桜を栽培しています。

弘前市独狐にある施設では農家から持ち込まれた、啓翁桜が気温20℃前後に保たれた促成室で20日間ほど保管されたあと、つぼみが膨らんできたものから順に出荷していきます。

作業は2023年の暮れに始まり、今は週3回、職員たちが箱詰めなどに追われています。

JAつがる弘前 山内秀樹さん
「平年並みで花芽のつきも良く充実したサクラになっていると思う花の少ない時期なので啓翁桜を自宅で鑑賞してもらってひと足早い春を感じてほしい」

JAつがる弘前の啓翁桜はおもに首都圏に向けて約3万本が出荷され、卒業式などを彩ります。