役員を務めていた水産加工会社の預金口座から現金を横領したとして業務上横領の罪に問われている男の初公判が青森地裁八戸支部で25日開かれ、男は起訴内容を認めました。

業務上横領の罪に問われているのは、水産加工会社「ヤマヨ」の元役員の町田信行被告(50)です。起訴状などによりますと、町田被告はヤマヨの役員を務めていた2020年12月、会社の預金口座から現金83万円を着服したとされています。青森地裁八戸支部で開かれた25日の初公判で町田被告は「間違いはございません」と起訴内容を認めました。

警察やヤマヨなどによりますと、ほかにも1億円以上の余罪があるとみられていて検察側は追起訴する方針です。次回の公判は2024年2月26日に行われる予定です。