コロナ禍で祭りやイベントの中止が続いてきましたが、2022年は、開催されるものが多くなってきました。

こうした中、青森県南部町で地域の活性化につなげようと、八戸市の「朝市」を参考に夜に開催する「夜市(よいち)」が7月2日初めて開かれ、にぎわいました。
「南部夜市」(なんぶよいち)と銘打ったこのイベント。
会場となった南部町の「バーデパーク」の駐車場には、キッチンカーや屋台など約30の店が集結しました。

※訪れた人は
「みんなたぶん久しぶりに来られてうれしいんじゃないですか。金魚すくいもやりたい」「クレープを食べて楽しかった」「なかなかこういう雰囲気を味わえない年が続いたので、楽しみにしてきていいなという感じです」


町内の農家が自分で育てた果物で作ったジュースの店やかき氷や、焼き鳥といった出店の定番が並ぶ中…

※楠原彩加記者
「南部町で開かれている夜市では、食べ物だけでなく、プロテインの販売も行われています」

プロテインのほかにもマッサージ・エステなど出店では珍しい店もあり、目移りしてしまいます。こちらの店は、町内の子どもたちが参加していました。

生徒がそれぞれ自分で工夫をしてポスターを作ってくれました。夜市をイメージして夜の絵を描いてくれました。
思いを込めて作った店で子どもたちは商品の販売やお客さんの呼び込みに一生懸命です。この「南部夜市」を発案したのは、南部町商工会の青年部の1人、藤田和希さんです。

※南部町商工会青年部 藤田和希さん
「コロナがまだ収束するめどが立っていない中で、継続してやれる方法を私たちとしても模索する中で、皆さんにとっても毎回これだけの人数が集まるっていうことが見通しが立つと、少しはお役に立てるのかなと」

ただ、限られた予算の中で一から作ることは難しく、町の人たちもさまざまな場面で協力していました。たとえば、町の板金店が手がけたこの看板。


※南部町商工会青年部 藤田和希さん
「屋根の端材や廃材をこんなふうに曲げてマグネットでつけている、文字を浮かせて作ったりとか。これもゼロ円というか、あるもので作ったという。そんなのが会場内にいっぱいあって、皆さんの工夫と経験をフルに活用しながらなんとか形になった」


町民と一緒になって作りあげた南部夜市。

※南部町商工会青年部 藤田和希さん
「ゆくゆくは南部町と言ったら南部夜市だよねと名物化できればいいなと思っていました。」


手本にしたのは、日本最大級の規模と言われる八戸市の「館鼻岸壁朝市」

青森県八戸市の「館鼻岸壁朝市」が目標


初めての開催となった今回の人出は、目標としていた1000人の10倍となる約1万人。朝市を思わせるかのような盛況ぶりで幕を閉じました。
「南部夜市」8月6日にも南部町のバーデパークの駐車場で午後4時から9時まで開かれます。