1型糖尿病と闘いながらフィギュアスケートを続ける堀野伊織選手14歳。今回臨んだジュニア日本一を決める舞台で過去最高の演技を披露しました。

堀野選手にとってジュニア1年目で出場した初めての全日本ジュニア。

八戸FSC・堀野伊織選手
「すごく緊張したし、自分なんかが出てという不安があった演技できたことに感謝している」

18日のショートプログラムではジャンプに、華麗なステップそして得意の演技を披露し得点は54.10。大舞台で自己ベストに迫るほぼノーミスの演技で20位に入り目標としていた翌日のフリーに進出します。

そして19日のフリー。ショート以上に最高の演技を見せます。「Moonlight Sonata」の音楽に乗せて、すべてのジャンプをミスなく着地したほか、幼少期から磨いてきた表現力で情感たっぷりの演技を披露して観客を沸かせました。

八戸FSC・堀野伊織選手
「応援があったからこそフリーにも進めたし自己ベストも出せた。すごく感謝しています」

フリーとトータルでの自己ベストを更新した堀野選手。初の全日本ジュニアでつかんだ自信を胸に今シーズンは2024年2月に開催される全国中学での上位入賞を目指します。