県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったそのとき、どのような思いや決意があったのでしょうか。今回のストーリーは野辺地町出身の笑魔術師・ハマック柳田。

マジックに笑いをコラボした新感覚のマジックエンターテイメント 笑魔術師。テレビやイベントで活躍。2012年にはハリウッドにも進出した。

ハマック柳田
「この1万円札、今から何になるか見ててください。半分に折ります。さらに半分、さらに半分さらに半分…小さくなります。さあ、どうなるか。だんだん1枚の色が変わってくる…ほれ!1万円が千円札に変わっちゃう。これがハマちゃんパワーだね~」
周りを楽しませたい一心でMr.マリックをとことん追求

ハマック柳田は、子供の頃からクラスのムードメーカー。とにかく友達を笑わせるのが大好きだった。
ハマック柳田
「テレビでMr.マリックにはまっちゃって。なんだこれは!コインにタバコ通すやつとか、あれ本当かな?みたいにね。あれでマジックに興味を持って、俺もできたらすごいもんだなと思ってた。全部録画して全部セリフをメモして、それを全部覚えて、遊び半分でみんなの前でやってたね」

親のすすめで、料理人になるため1年学校へ行き、青森の有名な割烹で働き始める。すると、料理人でありながら、趣味のマジックを披露する場面が増え、そのうちマジシャンを本業にしたい、そんな気持ちが芽生えてきた。
