レールの異常のため全線で運転を見合わせている弘南鉄道は2日からバスによる代行輸送を始めました。通勤や通学で利用する人が多くいる中、発着時間にバスが来ないといったトラブルもありました。
弘南鉄道では弘南線と大鰐線合わせて6か所のレールに異常が確認されたとして9月25日から全線で運転を見合わせています。これに伴い、弘南鉄道が実施するバスによる代行輸送が2日始まり、このうち弘南線では朝から多くの人が利用していました。
利用する学生は
「いつもは7時8分の弘前からのやつに乗って学校行ってます(いつもより1時間はやいけどバス座れないかもしれないからしょうがないかな」
バスによる代行輸送は上下線合わせて弘南線28本、大鰐線21本となっていて弘南線では8台のバスが稼働しましたが初日は発着時間にバスが来ない場面もありました。
利用する人は
「(バス)来るんですかねどうなんですかねこれで来なかったらどうしましょう」
「8時10分とかに学校についていると思ってたけど次のバスが8時過ぎるのでもう学校間に合わないかなと思います」
弘南鉄道では2日の運行状況を確認して発着時間の見直しをしたいということです。弘南鉄道では異常が確認されたレールの交換作業を進めていて、10月中旬以降には全線で運転を再開させたいとしています。